2月1日から計12日間の日程で開催されてきたF1の2015年プレシーズン合同テストも最終日を迎え、全9チームが開幕に向けて最後の調整を行なった。
最終日でトップタイムを記録したのはバルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)。スーパーソフトタイヤを履いて1分23秒063を記録。後半のバルセロナテスト全体をみても好タイムだ。2番手にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が0.4秒差でつけ、3番手にはフェリペ・ナスル(ザウバー)が食い込んだ。最初のヘレステストから好調のフェラーリPU勢。昨日、一昨日の動きを見る限りでは今年もメルセデス一歩リードという雰囲気が漂っているものの、彼らの最大のライバルとなっていくことは間違いなさそうだ。
注目のマクラーレン・ホンダは再びジェンソン・バトンが乗り込み最終日に臨むも、朝からセンサー系のトラブルに見舞われ午前はノータイム。午後で1分25秒327を出すが、この日も不完全燃焼の30周に終わった。ホンダも予定より準備が進んでいないことを明かしており、開幕戦は苦しい戦いになりそう。しかし、冬季テストのところどころでみせたマシンパフォーマンスが生かされてくれば、比較的早い段階での上位進出もあり得るかもしれない。
開幕戦オーストラリアGPは3月13日(金)〜3月15日(日)にメルボルンのアルバート・パークサーキットで開催。果たして誰が2015年最初のポールポジションをとり、2015年最初のレースを制するのか?いよいよ開幕までカウントダウンが始まった。
【2015F1バルセロナ合同テスト(後半)4日目(3月1日)結果】
1:バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)1分23秒063/89周
2:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1分23秒469/129周
3:フェリペ・ナスル(ザウバー)1分24秒023/159周
4:マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)1分24秒527/85周
5:ダニエル・リカルド(レッドブル・レーシング)1分24秒638/72周
6:セルジオ・ペレス(フォース・インディア)1分25秒113/130周
7:ニコ・ロズベルグ(メルセデス)1分25秒186/148周
8:ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分25秒327/30周
9:パストール・マルドナード(ロータス)1分28秒272/36周
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