開幕前最後となるバルセロナ合同テスト2日目。この日はフォース・インディアも加わって9チーム9台が参加。晴天のもとカタロニア・サーキットでテストが行われた。
連日トラブル続きでまともに周回できていなかったマクラーレン・ホンダは2日目もジェンソン・バトンがドライブ。積み替えたパワーユニットも機能し、1日を通してほぼトラブルフリーで周回。午後も10周を超えるロングランを何度か行い、ついに大台となる100周を突破した。終盤に電気系トラブルが発生してコース上でストップしてしまったが、これまで走行距離を大きく上回る101周。466kmを1日で走りきり、ベストタイムも1分25秒590で5番手だった。
もちろん、シーズンを戦っていく上ではさらなる走り込みが必要ではあるが、苦戦が続いていた陣営にとっては大きな前進となった。
トップタイムを記録したのはニコ・ロズベルグ(メルセデス)。これまではロングランを中心にテストを重ねてきたがソフトタイヤを履いて本格的にペースアップ。いきなり1分22秒792を叩き出し、ライバルを1秒以上引き離してみせた。王者メルセデスが連覇のために投入したF1 W06 Hybridの底力を見せつけられる2日目となった。
【2015 F1バルセロナ合同テスト(後半)2日目(2月27日)結果】
1:ニコ・ロズベルグ(メルセデス)1分22秒792/106周
2:バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)1分23秒995/90周
3:フェリペ・ナスル(ザウバー)1分24秒071/141周
4:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1分25秒339/143周
5:ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分25秒590/101周
6:パストール・マルドナード(ロータス)1分26秒705/140周
7:マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)1分26秒766/139周
8:ダニール・クビアト(レッドブル)1分26秒965/84周
9:ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)1分28秒412/77周
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