2015年のF1開幕まで2週間に迫った26日、カタロニア・サーキットで最後のプレシーズン合同テストが始まった。
前回と同じ場所ということで各チームとも朝から積極的にペースアップ。中でも際立った動きを見せていたのが王者メルセデス陣営。ルイス・ハミルトンがいきなり1分24秒881を出して午前中セッションのトップに浮上。これまで長い間ロングランでのデータ収集やセッティングの合わせこみを重視してきたが、最終テストでいよいよ本領を発揮という速さをみせた。ところが午後になってMGU-Kのトラブルが発生し、早々とテスト終了。結局この日は3番手に終わった。
トップタイムは同じメルセデスのパワーユニットを積むフェリペ・マッサ(ウイリアムズ)で1分23秒500を記録。なお装着していたのはソフトタイヤだった。2番手にはマーカス・エリクソン(ザウバー)が続いている。
注目のマクラーレン・ホンダは先日クラッシュを喫したフェルナンド・アロンソが不在の中でテストを開始。初日はジェンソン・バトンが担当したが油圧系トラブルに見まわれ、わずか7周のみに終わってしまう。開幕に向けて残されている時間も少なく、早急なトラブル解決などの対応に追われている。
【2015F1バルセロナ合同テスト(後半)1日目(2月26日)結果】
1:フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)1分23秒500/103周
2:マーカス・エリクソン(ザウバー)1分24秒276/122周
3:ルイス・ハミルトン(メルセデス)1分24秒881/48周
4:ダニール・クビアト(レッドブル)1分25秒947/75周
5:ロマン・グロージャン(ロータス)1分26秒177/75周
6:キミ・ライコネン(フェラーリ)1分26秒327/80周
7:カルロス・サインツJr(トロ・ロッソ)1分26秒962/86周
8:ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分31秒479/7周
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