全日本ロードレース選手権に参戦するテルル Kohara RTは14日、都内のホテルで2015年シーズンの参戦計画発表会を行い、今季体制を明らかにした。
昨年まではJ-GP2とJ-GP3を中心に参戦してきたが、今年は最高峰クラスJSB1000に挑戦。そ2度全日本チャンピオンに輝いている秋吉耕佑も発表された。
2010・2011年と連続してチャンピオンに輝くも2012年以降は度重なる転倒による怪我でシーズンを棒に振ることが多く、昨年は8耐に専念する形でJSB1000フル参戦はなかった。その8耐もトップ快走中に転倒を喫し優勝を果たすことはできなかった。
会見で秋吉は「フル参戦するチャンスを与えていただいたテルル中込社長に感謝いたします。皆さんの期待に応えるべく全力でレースに臨みます。」とコメント。
またJ-GP2で活躍していた渡辺一馬がステップアップ。Kohara RTは2台体制でJSB1000に参戦することになる。まだ鈴鹿8耐についての体制は明らかになっていないが、この体制がベースになる可能性は十分にありそうだ。
秋吉不在の昨年は3年連続でチャンピオンを獲得した中須賀克行(YSP・ヤマハ)をはじめ、高橋巧(MuSASHi RTハルク・プロ ホンダ)、津田拓也(ヨシムラ・スズキ)らが台頭。そこに今年は秋吉がどのような形で割って入っていくのか、2015年のJSB1000は、一層激戦になりそうだ。
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