日産は2日、アメリカンフットボールの「第49回スーパーボウル」のコマーシャルタイムで、今年のル・マン24時間耐久レースに参戦予定の車両「NISSAN GT-R LM NISMO」を初公開した。
現在、ル・マン及び世界耐久選手権に参戦するマシンをアメリカを拠点にテスト開発を進めている。公開された真っ赤なマシンは、すでに参戦しているLMP1車両とはことなり、フロントエンジン・フロントドライブの駆動方式を採用。フォーミュラカーを始めLMP1などのプロトタイプカーではミッドシップ(後方にエンジンがあり、後輪駆動)レイアウトが主流だったが、それを大きく覆すデザインとなっている。
ただカーナンバーは日産のエースナンバーである23番をつけ、フロントマスクは「GT-R」の名を冠しているだけあって、現行の市販車GT-Rの面影を感じさせるデザインになっている。
また開発ドライバーとして元F1ドライバーでル・マン優勝経験もあるマルク・ジェネの起用も発表。その他のWECとル・マン参戦ドライバーについては近日発表予定だという。
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