1日から始まったF1のヘレス合同テスト。今年からF1に復帰するホンダはマクラーレンとタッグを組んで新車「MP4-30」で参加した。
初日の初走行は新加入したフェルナンド・アロンソが担当。午前中はチェック走行がメインで6周を消化。昨年末のアブダビテストではタイム計測が出来なかったが、今回はきっちりと1周コンプリートし1分40秒738を記録した。
しかし午後は、懸念されていた初期トラブルに見舞われセッション時間全てをガレージ内で過ごすことに。結果、この日はトップから18秒遅れの7番手タイムとなった。
他チームは順調に周回を重ね、特にメルセデスは157周を走破。早くもライバルに大きな差をつけられてしまった感があるが、アロンソは特に驚いていないという。
「いくつかのトラブルが出たけど、特に驚いていない。ファンタスティックな1日だったね。23年ぶりにマクラーレンとホンダがタッグを組んだマシンをドライブすることができた。とても誇りに思うよ。今日はゆっくり周回しただけだから、まだクルマの細かなフィーリングについてはこれから。我々はもっともっと学ぶべきことはあるし、昨年も各チームがそうだったけど開幕戦までは進めなければいけない課題はたくさんある。」
「とにかく全てがエキサイティング。ガレージの中のみんなのモチベーションが凄く高いを感じることが出来た。改めてこのプロジェクトの一員になれて嬉しい」とコメントした。
なお2日目のテストはジェンソン・バトンがドライブ予定。このヘレステストでは、ライバルとのタイム差を詰めていくよりも、初期トラブルの洗い出しがメインになっていく模様。本格的なペースアップはバルセロナ以降となるかもしれない。
『記事:吉田 知弘』
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