マクラーレンは29日、2015年モデルの新車「MP4-30」をホームページ上で公開した。
今年からホンダが復活しマクラーレンとのタッグが復活ということもあり、新車の画像公開に日本のみならず世界中のF1ファンや関係者が注目。そして日本時間21時に新車お披露目の動画がチームから公開された。
マクラーレン・ホンダといえば、4度のコンストラクターズチャンピオンを獲得しアイルトン・セナ、アラン・プロスト、ゲルハルト・ベルガーが大活躍した伝説のパッケージ。動画の前半では当時の代表車の1台であるMP4/6が登場。1988年から1992年までの5シーズンで44勝、両部門合わせて8つのタイトルを獲得した最強コンビだ。
そして動画中盤に「That partnership is now reforged(そのパートナーシップは再び作り上げられる)」というメッセージとともに、MP4-30が登場する。
お披露目された新車は、シルバーと黒がベースとなっており、どちらかといえば2000年代のマクラーレンのイメージを彷彿とさせるもの。もちろん、フロントノーズには「H」のロゴが入っており、エンジンカウル部分には「HONDA」と大きく描かれている。
注目のフロントノーズは昨年までのエイリアンノーズがなくなり、低い位置に平たい先端部が突き出しているという印象。ノーズからコックピット前方部も、かつてのマクラーレンのマシンを面影がどことなく残るデザインとなっている。
またホームページにはドライバーを務めるジェンソン・バトン、フェルナンド・アロンソのレーシングスーツ姿も公開されている。特にバトンはヘルメットカラーを一新。今までの「JB」デザインは変わらないが外枠を白、内側を赤にして、日の丸を連想させるものに仕上がっている。もちろん、2人のヘルメットにも「H」が確認できる。
いよいよマクラーレンとともに第4期のF1活動が動き出したホンダ。注目のマシン初走行は2月1日のヘレス合同テストになる模様だ。
『記事:吉田 知弘』
マクラーレン・ホンダMP4-30発表動画
動画:©McLaren
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