F1を統括するFIA(国際自動車連盟)は22日、2015年のF1世界選手権エントリーリストを発表。改めて来季の各チーム、ドライバーズラインナップが明らかになった。
エントリーリストでは、11チームが名前を連ねているが、財政難で昨シーズン終盤に欠場を余儀なくされたケータハムとマルシャも暫定扱いリストに加えられている。なおマルシャは母体組織だったマノーの名前だ。さらにロータスにも暫定扱いのマークがつけられており、こちらも来季の参戦が現段階では明確になっていない模様。こちらにはドライバー欄に来季も起用予定のロマン・グロージャン、パストール・マルドナードの名前はしっかり入っている。
通常なら前年のチャンピオンがカーナンバー1をつける権利があるが、今季王者のルイス・ハミルトン(メルセデス)は自らの持ちナンバーである「44」を継続使用することを希望。1994年以来、21年ぶりにカーナンバー1が不在となる。当時は前年(1993年)王者だったアラン・プロストが同年限りで引退。“王者不在”という理由からの欠番だった。しかし今回はチャンピオンであるハミルトンが参戦する中でのチャンピオンナンバー欠番ということで、F1史上でも過去にあまり例がない珍しいシーズンとなりそうだ。
『記事:吉田 知弘』
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