2015年からタッグを組むことが決まっているマクラーレン・ホンダがついにドライバーズラインナップを発表。兼ねてから噂されていたフェルナンド・アロンソが加入。もう一人は逆に離脱濃厚と言われていたジェンソン・バトンが残留することが明らかになった。
チームは11日に配信したリリースd2人をレギュラードライバーとして起用することを発表。また今年デビューを飾ったケビン・マグヌッセンはリザーブ兼テストドライバーとしてチームに残留することになった。
2005・2006年のチャンピオンであるアロンソは、翌2007年だけマクラーレン在籍経験がある。その後、ルノーやフェラーリを転々としてきたが、彼がかつて憧れていたマクラーレン・ホンダのシートを獲得することになった。アロンソはリリースで「いつかアイルトン・セナのようになりたいと夢見てきていたことを今でも覚えている。この素晴らしい歴史を持つマクラーレン・ホンダの一員になれて誇りだ。自分が持っている全ての力を注いで再び伝説を蘇らせたい」と語った。
アロンソのパートナーとなるのは、こちらも2009年にチャンピオンを勝ち取った経験のあるジェンソン・バトン。当初は今季いっぱいでマクラーレンから離脱。F1からも去るのではないかという報道も飛び交い、来季は日本のスーパーフォーミュラか世界耐久選手権に参戦かという噂もあった。
バトンも「これまでのF1キャリアの中で一番興奮している。ホンダとまた一緒に戦えるのが嬉しい。彼らとは2003〜2008年の間で共に仕事をしたけど、素晴らしいメンバーばかりだということを知っている。アロンソという素晴らしいチームメイトとともに全力をつくすよ」と意気込みを語った。
いよいよ復活までカウントダウンが始まったマクラーレン・ホンダ。アロンソ&バトンという現在のF1界でも経験と実績が豊富なドライバーを揃うという、願ってもない最高の布陣となった。
新規定のパワーユニットの実戦デビューが遅れていることもあり、開発の遅れが心配されているが、2015年の開幕戦からどんなパフォーマンスとファンを感動させるレースをみせてくれるのか、今から楽しみだ。
『記事:吉田 知弘』
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