【ニスモフェスティバル2014】No.23 MOTUL AUTECH GT-Rが凱旋!一足早く1番をお披露目!
国内外のモータースポーツシーズンが終了した11月30日、富士スピードウェイ(静岡県)で今年もニスモフェスティバル2014が開催された。
年に一度のイベントを楽しみにしていた多くの日産ファンが早朝から集まり、午前8時のゲートオープン前から長蛇の列ができていた。
今年はニスモ創立30周年にあたることもあり、会場には歴代レーシングカーがズラリと展示され、朝の同乗走行やサーキットサファリでは往年の名車も続々と走行。コースサイドではその瞬間を押さえようと多くのファンが望遠レンズを構えていた。
グランドスタンド裏のステージでは監督、ドライバートークショーも開催。シーズン中はシビアな表情をしていたドライバーたちもこの日ばかりは笑顔が絶えず、普段は語られない裏話などで盛り上がった。
また来年にはル・マン24時間耐久レースへの参戦も表明している。歴代のル・マンで活躍したマシンもデモ走行し、星野一義、長谷見昌弘など往年の名ドライバーがル・マン再挑戦にエールを贈った。
シーズン中同様にグリッドウォークも開催され、この日最後のコースイベントはSUPER GT、S耐、さらにFIA-GT3仕様のGT-Rも多数用意されてのデモレース。クラスが違うものの10台以上のGT-Rによる迫力あるレースが繰り広げられた。
そしてフィナーレでは、この日サーキットを駆け抜けた全車両が整列。最後に今季のSUPER GT(GT500)でチャンピオンを獲得したNo.23 MOTUL AUTECH GT-R。1年間、結果が良い時も悪い時も共に頑張り続けてきたファンの前で、一足早くゼッケン1番をお披露目。冷え込みが一層激しくなった富士スピードウェイだったが、この日1番の熱気に包まれた。
最後にニスモの宮谷社長は「来シーズンはGT500、GT300、そしてS耐の3カテゴリーでの制覇を目指す」と断言。寒い中、グランドスタンドへ応援してくれたファンにグッズの投げ込みも行われ、大盛況のうちに1日のイベントは終了した。
『記事:吉田 知弘』
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