15・16日に開催されたSUPER GT最終戦もてぎ。決勝日も朝から晴天に恵まれ、会場となったツインリンクもてぎには全国から多くのファンが訪れ、周辺の道路はお昼近くまで渋滞するほど。決勝日の来場者数は32,000人で2日間合わせての合計動員数は47,500人となった。
今年はスーパーフォーミュラと合同開催されていた富士スプリントカップがないため、このもてぎ戦が2014シーズンの国内ビックレース最終戦。今季最後のレースを観に、そしてドライバーやレースクイーンに会うために決勝前のピットウォークを中心に大盛況となった。
またピットウォーク時にはSGT参戦100戦を迎えたグレーテッドドライバーの表彰のため、星野一樹(No.3 B-MAX NDDP GT-R)が登壇し花束を受け取った。表彰後にはコースを1周パレードすることになっていたが、なんとパレードカーのドライバーとして父親でNo.12 カルソニックIMPUL GT-Rの監督を務める星野一義氏が登場。かつて同じチームで監督とドライバーという関係だった時は息子に対しても厳しかった一義氏だが、この日は息子の100戦達成を祝福。笑顔でパレードカーに乗り込んでいた。
この日は、通常より早い13時00分からのスタート。それに先立ち栃木県警の白バイとパトカーが登場し、SGTマシンを先導しパレードランを行い安全運転の啓発を目的としたPRを行なった。
レース終了後には、恒例のグランドフィナーレも開催。今年はメインストレートが一般開放され、そこにステージが設けられさらにチャンピオンカーも目の前に並べられる演出となった。今回参加した全ドライバーが登壇し、ファンに感謝の挨拶。そして恒例のグッズの投げ入れも行なわれ、最後の最後まで笑顔が絶えない1日となった。
グランドフィナーレで登場したGTAの坂東正明氏は「今年もたくさんの応援をありがとうございました。来年は是非、お友達も連れてサーキットに観戦に来てください」と挨拶した。
こうして、SUPER GTの2014年シーズンは終了。来年は2014年4月に岡山国際サーキットで開幕戦を迎える予定だ。
『記事:吉田 知弘』
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