今年も東京・お台場でモータースポーツジャパン フェスティバル イン お台場2014が開幕。晴天に恵まれたこともあり、初日から4万7390人が来場し、大盛況となった。
2006年の初開催以降、毎年お台場で開催されてきたモータースポーツジャパンも今年で9回目。今回は一部有料となっていたエリア(スタンド観戦席)をなくし、デモ走行エリアも拡大。より多くのお客様に間近でレーシングカーの迫力を体感してもらおうという工夫が凝らされている。
さらに今年はより多くの方々に実際のサーキットの緊張感を体感していただくために、実際のレースでも開催されているグリッドウォークを実施。今週末デモ走行で登場するマシンたちが走行エリアに並べられ、これまでは一般の立ち入りは禁止されていた走行エリアを、お昼の時間限定で開放。また各車両にはシリーズ戦でも活躍するレースクイーンが登場。まさにサーキットでよく観られる華やかな光景が、そっくりそのままお台場で再現された。
グリッドウォークが終わると本物のレースと同じようにスタート進行が行なわれ5分前ボードが出されると本番同様に国歌が流れ、3分前になるとエンジン始動に携わるメカニック以外は全員退去。そして、1分前ボードとともに全車エンジン始動という演出。これには初めて会場でモータースポーツに触れた方も興奮している様子だった。
また各メーカーのブースではドライバートークショーやサイン会、さらにタイヤ交換体験など様々なコンテンツが用意。往年のマシンも展示されており、どのブースも多くのファンで賑わった。
中でも長蛇の列となっていたのが「レーシングカーコックピット体験」だ。昨年までSGTとSFで活躍していたマシン5台が用意され、実際にコックピットに乗り込むことが出来るというコンテンツ。こういった乗り込み系はお子様限定のことがほとんどだったが、今回は大人の方も乗り込み可となっている。今までレーシングカーのコックピットに乗ってみたいと思っていた方は、またとないチャンスかもしれない。
午後に入ると、デモ走行がメインに。国内で大人気のSUPER GT、スーパーフォーミュラはもちろん、今回は全日本F3選手権に参戦しているマシンも登場。唯一の女性ドライバーとしてNクラスで活躍中の三浦愛が先輩ドライバーに負けない迫力ある走りをみせた。
この他にも、ここでは語り切れないような魅力がたくさんのモータースポーツジャパン フェスティバル イン お台場。明日26日も9時00分〜17時00分まで開催している。入場無料となっているため、お時間がある方は是非お台場へ足を運んでみてはいかがだろうか。
『記事:吉田 知弘』
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