ウイダーモデューロ童夢レーシングは13日、来月ツインリンクもてぎで開催されるSUPER GT第8戦のドライバー体制を一部変更。フレデリック・マコヴィッキィに代わって伊沢拓也が参戦することを明らかにした。
山本尚貴のパートナーとして第4戦SUGOから復帰を果たしていたマコヴィッキィ。しかし、最終戦もてぎはフル参戦中FIA世界耐久選手権(WEC)のバーレーン戦と日程が重なっているため、SGTは欠場となる。またシーズン序盤に18号車をドライブしていたジャン・カール・ベルネも同日程で開催予定の「マカオGTカップ」に参戦することが決まっており、新しくドライバーを起用する必要が出た。
伊沢は今季の活動拠点をヨーロッパに移し、GP2シリーズに参戦。そのため国内レースの参戦は取りやめていたが、スーパーフォーミュラは第6・7戦に参戦する新規チーム「DRAGO CORSE」からスポット参戦することになり、GP2のスケジュールとも重なっていないSGT最終戦にも出場が決まった。
山本と伊沢は2010〜2012年までTEAM KUNIMITSUでコンビを組んでおり、2012年の開幕戦と第2戦で2位表彰台を獲得。現在では2人ともホンダ陣営を引っ張るエースドライバーなだけに、最終戦でどんな走りとコンビネーションを見せてくれるのか、非常に楽しみなところだ。
現在、18号車ウイダーモデューロNSX CONCEPT-GTはドライバーズランキングで山本が6位、チームランキングでも5位につけており、点差が離れていて条件は厳しいものの、逆転タイトルの可能性を残している。
『記事:吉田 知弘』
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