2日(木)のピットウォーク&サイン会から開幕した2014年のF1日本グランプリは、5日(日)に閉幕した。
鈴鹿サーキットの発表によると、決勝日の動員数は72,000人と過去最低。やはり台風18号接近が大きく響いたようだ。また走行セッションがあった3日間の総来場者は15万人と、こちらも全盛期の約半分。それでも、晴天に恵まれた金・土曜日を始めピットウォーク&サイン会が行われた木曜日は大盛況だった。
天気予報通り悪天候に見舞われた決勝レース。スタート直後に赤旗が出されるなど、大荒れのレースとなったが、中盤はコース各所で白熱したバトルが繰り広げられ、特に上位陣では追い抜きが難しいと言われる鈴鹿で何度もオーバーテイクシーンがみられ、スタンドのファンを沸かせた。
しかし、終盤にジュール・ビアンキ(マルシャ)がエイドリアン・スーティル(ザウバー)のマシンを回収していた作業車に激突。これにより赤旗終了と、後味悪い決勝となってしまった。
レース後は、いつも日本グランプリの余韻に浸るファンでGPスクエアは埋め尽くされるが、台風が接近していたこともあり、家路を急ぐファンが多く、イベント関係も18時00分に全て終了。またショップなども早めに閉店準備に入るなど、台風対策が急がれる日曜日夜に。
それでも、最後の記念撮影スポットであるメインゲート前には、最後の思い出にと写真を撮るファンの姿が見られた。
例年、ここには「また来年、お会いしましょう!」と書かれているが、2015年からのホンダF1復活に期待を込めて「See you again 2015!! with JAPAN POWER」というメッセージになっていた。
『記事:吉田 知弘』
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