2回のフリー走行が行なわれた鈴鹿サーキットでは、様々なイベントも同時にスタート。天気に恵まれたこともあり、30,000人のファンが来場に1年ぶりのF1観戦を堪能していた。
昨年から導入された「ファミリーシート」の影響もあり、今日も多くの家族連れが来場。小さなお子様を対象としたイベントも多数用意されていた。
特にレーシングシアター前にはオリジナルの応援うちわやネイルコーナーが設けられ、子供たちだけでなく、親御さんや女性ファンなどで賑わった。
またレーシングシアター前には、今年の全日本選手権スーパーフォーミュラで活躍するダラーラ社製の「SF14」も展示されていた。今年は特にコーナリングスピードだけでもF1以上と言われており、今日のフリー走行タイムと開幕戦にアンドレ・ロッテラー(No.36 PETRONAS TEAM TOM’S)が記録したタイムも約2秒差だった。今回はDOCOMO TEAM DANDELION RACINGのメカニックにもご協力いただき、エンジン始動のセッションも設けられ、集まった多くのファンがF1とは別のターボエンジンサウンドを体感した。
また前年まで活躍していたSF13も登場し、タイヤ交換体験などが行なわれ、子供たちが実際のメカニックになりきったつもりでタイヤ交換に挑戦。この他にも小倉さんによる「速さのヒミツ教室」が今年も開催され、白衣に身を包んだ“小倉先生“がレーシングカーの速さについて分かりやすく説明した。
またGPスクエア内にあるオフィシャルステージではゲストを呼んでのトークショーを開催。今日は通算3勝し1995年のF1日本GPで3位表彰台を獲得した元F1ドライバーのジョニー・ハーバート氏が登場。GPスクエアを埋め尽くす観客が訪れ大盛り上がり。さらにイギリスのテレビ局の取材でアンソニー・デビッドソンも登場。ファンからのサインにも快く受けていた。
昨年は33,000人が来場した金曜日。僅かに少なくなったもののほぼ昨年並みの動員。明日の予選以降はさらに多くのファンで賑わうことになりそうだ。
『記事:吉田 知弘』
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