ついに開幕したF1日本グランプリ。午前のピットウォークでは何とか天気が持ったものの、午後になって雨が降り始め、サイン会直前には大粒の雨になった。
それでも、ドライバーに会いたい一心で、多くのファンがグランドスタンドに居残りサイン会を迎えた。特別ピットウォークに参加したファンの中から抽選で660人がドライバーからサインを貰えるが、指定は不可能。それぞれ専用の待機席で誰が来るのか、自分はどのドライバーのサインを貰えるのかをワクワクしながら待っていた。
本来は16時00分からスタートだったが、開始10分前に前年覇者のセバスチャン・ベッテル(レッドブル・レーシング)がいきなり登場。これにはファンも驚いた様子だったが、拍手と声援で歓迎。ベッテルも終始笑顔でサインの対応をしていた。
その後はチームごとにグランドスタンド前に登場。ジェンソン・バトン(マクラーレン)はフィアンセの道端ジェシカさんとともに登場。その様子をテント後方で見守り、サインが終わったら仲良くピットに戻っていった。またルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)の真似をしたコスチュームの子供が登場。ハミルトンもそれを見つけると自ら歩み寄り一緒に写真を撮った。
そして、可夢偉は集まったファンの前で挨拶「今回は具体的な目標を言える状態じゃないけど、とにかくベストを尽くして皆に楽しんでもらいたい。」とコメント。ファンからも「可夢偉がんばれ!」と声援を贈った。
結局、夕方5時すぎまで行われたサイン会は、あいにく天気になってしまったことが残念ではあるが今年も大盛況に終了した。
『記事:吉田 知弘』
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