開幕を明日に控えた2014年のF1日本グランプリ。鈴鹿サーキットは朝からパドック内やGPスクエアなどで準備の最終段階に追われている。
先週24日(水)に中部国際空港セントレアに到着したマシン。今日は各チームのメカニックたちも現地入りしマシンの組み立てなガレージ内で慌ただしく作業が行われた。また、ピレリから日本グランプリ用のタイヤも供給され、2人のドライバーごとにマーキングが施されていた。
またメインストレート上のピットウォールやブリッジの看板もF1仕様に一新された。昨年はDHLとピレリの黄色のイメージが先行したが、今年は全てロレックス一色に統一され、新鮮なイメージとなっている。
一方グランドスタンド裏のGPスクエアも準備が進んでおり、オフィシャルステージもほぼ完成。さらに事前に発表されていたホンダブースにはマクラーレンMP45/B、MP4/6、MP4/7が搬入され、隣にはナイジェル・マンセル氏と佐藤琢磨が決勝前のデモ走行で乗り込む予定の、ウイリアムズFW11、マクラーレンMP4/4の展示ブースも設けられ、他にも往年のF1マシンが並べられていた。
F1マシンが走行を始めるのは3日(金)からだが、スタンドには早くもドライバー応援の横断幕が設置。最終コーナーのR席にはニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、Q1席にはキミ・ライコネン(フィンランド)の横断幕が設置されていた。
またドライバーも続々とサーキット入り。パドックに姿をみせたのはマーカス・エリクソン(ケータハム)、ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)、ロマン・グロージャン(ロータス)。この他に金曜フリー走行のみドライブする予定のマックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)は、早くもチームスタッフと一緒にコースを下見。史上最年少でのF1出走記録を更新予定のドライバーに、早くもサインを求めるファンの姿も見られた。
明日は特別ピットウォークとドライバーサイン会が予定されている。台風18号車の進路の関係で週末の天気に少し心配が出てきたが、今年も来場するファンにとって思い出に残るレースウィークになってくれることを願いたい。
『記事:吉田 知弘』
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