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【F1】ケータハム、ベルギーGPで小林可夢偉に代わりアンドレ・ロッテラーの起用を発表!
- 2014/8/20
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2014年のF1世界選手権は、8月の夏休みを終えていよいよ後半戦へ。今週末は第12戦ベルギーGPがスパ・フランコルシャンで開催される。そのレースウィークが迫った中で衝撃的なニュースが飛び込んできた。ケータハムF1チームは20日(水)、開幕戦からレギュラー参戦を果たしている小林可夢偉に代えて、今年のル・マン24時間王者であるアンドレ・ロッテラーの起用を発表した。なお可夢偉はチームを離脱することなく、ケータハムに残ることもリリースで伝えられている。
開幕当初は可夢偉をエースとしてチームもポイント獲得を目指していたが、資金難により7月にチームを身売り。大きく組織変更がされた。これにより可夢偉への風当たりも変わってしまい、ハンガリーGP周辺から可夢偉のシートが今シーズンいっぱい保証されているものではないことも明らかになった。
それと同時に、ロッテラーのマネジメント陣は兼ねてからケータハムに接触。新チーム体制での中核を担うコリン・コレスとも繋がりがあり、またル・マンでの優勝実績なども今回の起用決定にプラス材料に働いたようだ。
今年もアウディからマルセル・ファスラー、ブノワ・トレルイエと組んでFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦。6月に行われたル・マン24時間耐久レースに参戦では、2011、2012年に続いて3度目の総合優勝を果たした。また、2003年に来日し全日本選手権フォーミュラ・ニッポンに参戦。2011年には初タイトルと獲得。昨年から同カテゴリーは全日本選手権スーパーフォーミュラに名称を変えたが、変わらず参戦を続けている。
実は、今週末はスーパーフォーミュラの第4戦ツインリンクもてぎと日程が重なってしまっていたが、ロッテラーはF1ベルギーGPを優先し欠場。代わりにアンドレア・カルダレッリが代役参戦する予定だ。
日本のモータースポーツで育ち、世界の舞台で大活躍しているロッテラーが念願のF1参戦。今季のF1マシンのテストは行っておらず、ぶっつけ本番の週末となる。国籍こそ違うが、日本のモータースポーツ魂を継承したロッテラーが、どんな走りを見せてくれるのか?非常に楽しみだ。
そして、今回こそ欠場が決まってしまった可夢偉だが、チームを去ると決まったわけではない。第13戦イタリアGP以降の復帰に期待したい。
『記事:吉田 知弘』
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