2014年のSUPER GT第1戦岡山は決勝日の朝を迎えた。舞台となる岡山国際サーキットには、昨日を大きく上回るファンが来場し、ゲート前ではパスチェックの列ができるほど。またリニューアルされたグランドスタンドにも各メーカーの応援団をはじめ多くのファンが集まり、盛り上がりをみせている。
早朝は太陽が顔を出していたサーキットだったが、フリー走行開始直前にみぞれ混じりの雨が降り始めるなど荒れたコンディション。しかし、ほんの通り雨程度ですぐに晴天に戻ったが、路面上は濡れており、WET宣言が出された中でのフリー走行となった。
実質的にハーフウエットのコンディションで速さを見せたのがヨコハマタイヤを装着するD’Station ADVAN GT-R(ミハエル・クルム/佐々木大樹)。1分28秒638を記録。2位につけた昨日のPPであるENEOS SUSTINA RC F(大嶋和也/国本雄資)に0.8秒もの差をつけ、ウエットでは強いということをアピールした。
GT300クラスはGAINER Rn-SPORTS SLS(植田正幸/山内英輝)がトップ。こちらも濡れた路面でダンロップタイヤが速さをみせた。
また、フリー走行後には恒例のサーキットサファリが行われ、専用チケットを購入したファンがバスに乗ってサーキットへ。間近を疾走していくSGTマシンに興奮していた。
『記事:吉田 知弘』
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