16日(日)に決勝が行われた2014年のF1第1戦オーストラリアGP。地元レースで素晴らしい走りを見せ、見事2位表彰台を獲得したダニエル・リカルド(レッドブル・レーシング)だったが、直後の車検で燃料流量に違反があったことが判明し、失格処分となった。
この燃料流量とは、タンクからエンジン内部に流れ込むまでの過程で、一度に流すことのできる量のこと。今シーズンは毎時100kgまでという制限が設けられているが、リカルドのマシンはこれに違反していたとのこと。
FIAはレース後に疑いが見つかってから、マシンの確認やデータのチェック。さらにチームへの事情聴取と徹底的に調査。最終的に失格処分という結論が下されたのは現地時間の深夜0時近くのことだった。
これによりリカルドの2位剥奪。自身にとっても母国で初表彰台という素晴らしいレースだったにも関わらず、最悪の結末を迎えることになってしまった。チーム側は今回の決定に即時抗議。控訴する構えを見せており、最終的な結論が出るには時間がかかりそうだ。
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