岡山県にある岡山国際サーキットでSUPER GTの2014年第1回公式合同テストがスタートした。今年も開幕戦を3週間後に控え、GT500クラス14台、GT300クラス23台が同サーキットに集結。2日間のテスト走行に臨む。
前日は雪が降っていたが、初日の15日は朝から晴天に恵まれ、午前9時30分から午前中のセッションがスタート。各車一斉にコースインし、それぞれのテストプログラムをこなした。新規定となった注目のGT500クラスは噂通りにこれまでのコースレコードを上回る速さを発揮。開始30分もしないうちに大嶋和也/国本雄資組(#6 ENEOS SUSTINA RC F)の1分21秒706を筆頭に、数台が1分21秒台に入ると、各車さらにペースアップ。最終的に午前中のトップは石浦宏明/オリバー・ジャービス組(#39 DENSO KOBELCO RC F)で1分21秒072を記録。2004年(JGTC時代)にミハエル・クルム(日産フェアレディZ)で叩き出した1分22秒404を1.4秒も上回った。2位には松田次生/ロニー・クインタレッリ組(#23 MOTUL AUTECH GT-R)、3位にはジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/安田裕信(#12 カルソニックIMPUL GT-R)が入った。ホンダ勢も負けておらず小暮卓史/武藤英紀組(#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT)が5位に食い込んでいる。
GT300クラスは黒澤治樹/峰尾恭輔組(#65 LEON SLS)が1分27秒883でトップ。2位には平中克幸/ビヨン・ビルドハイム組(#11 GAINER DICXEL SLS)が入り、昨年の開幕戦で速さをみせたメルセデスSLS勢が上位ど独占した。
なお午後のセッションは14時00分〜16時00分で行われる。
『記事:吉田 知弘』
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