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【鈴鹿ファン感】永遠のライバル対決2日目は中嶋悟が昨日のリベンジ!チャンピオンベルトを防衛!
- 2014/3/2
- モータースポーツファン感謝デー, 鈴鹿サーキット
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鈴鹿ファン感では大注目のイベントとなっている「星野一義vs中嶋悟 永遠のライバル対決」。昨日に引き続き、レース2が開催された。
前日のレース1では星野が迫力満点のオーバーテイクを決め先勝。このレース2でも勝利すればチャンピオンベルトを奪還できる。一方の中嶋は今回勝って2日トータル成績を1勝1敗にすればベルトの防衛に成功する。チャンピオンベルトもそうだが、何よりライバルに負けたくない気持ちが直前のトークショーからもにじみ出てた。
昨日同様に東コースを3周。どちらか1台だけがオーバーテイクボタンを使用できるというルール。今回も使用権はじゃんけんで決められ、中嶋が勝ち取った。
そして、いよいよ注目の決戦へ。昨日はドライで行われたが、今日は直前から雨がパラつく難しいコンディションに。今回はそれぞれチームを率いているスーパーフォーミュラのSF13を使用するため、メンテナンスのメカニックも、両氏が率いているチームスタッフ。微妙なコンディションでタイヤ選択をどうするか、両陣営が様子を見ながらギリギリでタイヤを交換するなど、まさにレース本番のような緊張感がグリッドを包んでいた。結局、雨は強くならないという判断で両者ドライタイヤを選択。
レッドシグナルが消えレースがスタート。アウト側からスタートした星野がそのまま1コーナーを制する。昨日のような接近戦はせずに後ろから様子を見る中嶋。1周目の最終コーナーを立ち上がると、じゃんけんで勝ち取ったオーバーテイクボタンに手を掛けスピードアップ。1コーナー手前で横に並び、インからオーバーテイクを決めた。これにはグランドスタンドに詰めかけた観客からも拍手が沸き起こる。
抜かれた星野も再度逆転を狙おうと、最終ラップのメインストレートでもインを狙うが中嶋が巧みにブロック。S字や逆バンクでもチャンスを見い出せず最終コーナーへ。星野は最後のチャンスをかけて横に並ぶが逆転には至らずチェッカー。僅差で中嶋が昨日のリベンジを果たした。1周のウイニングランを終えてメインストレートに帰ってくると、昨日の星野を彷彿とさせるように、マシンの上に立ち上がってガッツポーズ。見事チャンピオンベルトの防衛に成功した。
あと一歩でベルトを取り逃した星野は「悔しいから来年もやろう!」と、自ら再戦を申し込む。これに対して中嶋も「やろう!」と即答。早速この場で来年のファン感でも再戦することが約束された。
今回の対決で使用されたSF13は、このファン感を持って基本的にはラストランとなる予定。しかし両氏は「このクルマは乗りやすい。もちろん速く走らせようとすると話は別だけど、いいクルマだね。これからも(対決用に)残しておきたい」と話していた。来年はどのマシンでの勝負になるのかは分からないが、ファンを心の底からワクワクさせてくれる対決の続編が今から楽しみだ。
『記事:吉田 知弘』
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