ケータハムF1チームから1年ぶりにF1フル参戦に挑む小林可夢偉が、自身が公式で配信している動画チャンネル「KAMUI TV」で2014年仕様の新ヘルメットカラーを公開した。
今まではデビュー当時は赤ベースのヘルメットを使用し、日本GPなどでは日の丸をイメージした白ベースのカラーにしていたが、今年は完全に一新して黒がベースとなっているヘルメット。今まで日の丸のようなデザインとなっていた両サイドにはサクラをイメージしたデザインが描かれている。
これまでのイメージとは異なる黒をベースにした理由について可夢偉は「新しい気持ちで今シーズンを迎えようと思い、この際だからヘルメットカラーを全部変えることにした。なので全く違う色にしようと思った時に、たまたま浮かんだのが黒色だった」と語っている。
また今年からドライバーが自由にカーナンバーを選択できるようになり、可夢偉は10を選択。彼が2009年にトヨタからF1デビューを飾った時のカーナンバーである。これについて可夢偉は「自分のレースキャリアの中で10番をつけることが多かったし、F1デビューの時もこのナンバーだった。たまたま10番も空いていたし、原点に立ち戻る意味も込めて選んだ」とコメントしている。
全てを一新して、再びF1の舞台に挑戦する可夢偉。ヘレステストではルノー・パワーユニット関連のトラブルで満足に走りこむことが出来なかったが、残り2回のバーレーンテストを経て、開幕戦オーストラリアGPでどんな走りを見せてくれるのか、楽しみだ。
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