ヘレスサーキットでのF1プレシーズン合同テスト4日目に登場した小林可夢偉(ケータハム)が、自身の公式動画チャンネル「KAMUI TV」でテスト走行後の感想を語った。
1年ぶりにレギュラードライバーとしてヘレステストに参加。あいにくの雨模様となってしまったが、朝から積極的に周回を重ね、午前中の段階で45周を走破。午後もさらなる走り込みでのデータ収集を予定していたが、ルノーのパワーユニット関係のトラブルが発生。残念ながら、途中で走行を切り上げてしまった。この4日間では、ケータハム以外にもレッドブル・レーシングやトロ・ロッソなど、ルノーのパワーユニットを搭載するチームに相次いでトラブルが発生。しっかりとした走り込みが出来ないままヘレステストを終えるという、最悪の事態に陥っていた。ケータハム勢も初日から動き出していたが、まとまった連続走行が出来ておらず、最終日も不安が残る中でのスタートだったが、チームスタッフの努力も実り、可夢偉は1日を通して54周走ることが出来た。
動画メッセージの中で可夢偉は「まだまだ完璧には程遠い状況で、なかなかうまく行ってないけれど、次のバーレーンまでにチームと共に立て直していきたいし、今回システムのトラブルが出たルノーエンジンも次は改善されてくると思う。次のバーレーンテストでは挽回したい」とコメントしている。
次回のバーレーン合同テストは2月19日〜22日の4日間で行われる予定。シーズン開幕まで、すでに1ヶ月と迫ってきているため、それまでに少しでもデータを収集し、熟成されたマシンで開幕戦オーストラリアGPのグリッドについてほしいところだ。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。