28日から始まったF1プレシーズン合同テスト。その初日にトップタイムを叩き出したキミ・ライコネン(フェラーリ)は「良いスタートを切ることができた」とチームのリリースを通じてコメントした。
今年は車両規定が大きく変わる中、各チームでトラブルが続出。ほとんど走行できないまま1日を終えるチームがほとんどで、実際にはフェラーリも例外でなかったという。午前中に細かいトラブルが発生し満足に周回することが出来なかったが、チームスタッフの頑張りもあり、午後は何周か走り込みも行うことができ、この日は32周を走破。最終的なベストタイムは1分27秒104だった。
「今年は本当に大きなチャレンジとなっているよ。昨年までのマシンよりも遥かに複雑になっていて、細かい部分の作業に時間をかけなければいけなかった。本当は午前中の間にもっと周回を重ねたかったけど、できなかった。でも、午後はチーム全体で良い仕事ができた。何周か連続で走ることができたしね。そういう意味では全体的に良いスタートが切れたと思う。これから作業をしていく上での基礎を築けている。今回のタイムは特に重要ではない。2月のバーレーンテストでいろいろなものが見えてくるだろう。」
また昨年のマシンと比べての感想については「根本的に全てが違うから、比べられる要素がないよ。走り方だって特に変わることもない。」とコメント。チームを移っても、相変わらずあっさりした感想に留まった。
ライコネンは2日目の29日も走行を担当。3・4日目は僚友のフェルナンド・アロンソにテスト担当を引き継ぐことになっている。
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