ザウバーF1チームは26日、2014年モデルの新車「C33」を発表した。
今年もオンライン上で公開された新マシン。カラーリングは昨年と変わらず濃いグレーがメインとなっている。大きな変更点はやはりフロントノーズ部分。こちらも新規定に合わせてマクラーレンと同じような形状が採用されている。
ドライバーは昨年チームのポイント獲得に大きく貢献したニコ・ヒュルケンベルグが離脱し、代わりにエイドリアン・スーティルが加入。早速スイスのファクトリーでシート合わせが行われ、28日から始まるヘレス合同テストに向けて準備万端といったところ。セカンドシートはデビュー2年目となるエステバン・グティエレスが続投。昨年の終盤戦から勢いのある走りを見せ始め、日本GPで初入賞。今年はさらなる飛躍が期待される。
可夢偉やペレスがいた2012年とは対照的に、昨年は苦戦するレースが多かったザウバーチームだが、日本GP(鈴鹿)など彼らが元々得意としているコースでは強さを発揮するなど、要所要所で存在感を見せつけていた。
今年もフェラーリとタッグを組み、新規定に合わせて開発された新型V6ターボ+回生エネルギーシステムのパワーユニットを導入。今シーズンはコンストラクターズランキングをどのくらい上げてくるのか、注目だ。
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