ヘレス合同テストを数日後に控えた24日、マクラーレンが新車MP4-29を発表した。今回も本拠地であるイギリスのマクラーレンテクニカルセンターにてお披露目が行われ、その模様はチームの公式サイトで生中継配信された。
アンベールされたマシンは、これまでのイメージを一新するシルバーに統一されたシンプルなカラーリングに。ただ、スポンサーロゴは出ておらず、斜体に『MP4−29』と大きく描かれている暫定仕様での発表。すでにボーダフォンとの契約は終了しており、それに代わって日本の「ソニー」がタイトルスポンサーになるのではないかという噂があったが、今回はスポンサーに関する発表はなかった。
今年からの規定変更により、低い位置につけられ、先端部分が特徴的な形状をしている「エイリアンノーズ」も採用されている。すでに他チームも新車を公開しているが、実車でここまで大々的に公開されるのは今回が初めてだ。
ドライバーは、在籍5年目となるジェンソン・バトンとマクラーレン育成プログラムで育てられてきた新人のケビン・マグヌッセン。昨年はシーズンを通して0勝。さらに表彰台もなしという名門チームらしからぬ結果に終わってしまった。来シーズンからはホンダとタッグを組むことが決まっているだけの、今回は少しでも結果でばん回できるシーズンを期待したい。
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