10日(金)に開幕した東京オートサロン2014の会場で、今年もスバルが2014年のSUPER GT参戦体制を発表した。
今年もSUBARU BRZ R&D SPORTとして、さらに改良を加えたBRZで参戦。昨年は開幕戦からポールポジションを量産し、8戦中5PPと大活躍。第5戦の鈴鹿1000kmでは悲願の初優勝を飾った。しかし、チャンピオン争いでは一歩及ばずランキング4位。今年は勝つことだけではなくシリーズチャンピオン獲得を目標に掲げている。
注目のドライバーは、昨年いっぱいで勇退した山野哲也に代わり、鈴鹿でも第3ドライバーとして活躍した井口卓人の加入が決定。佐々木孝太と共に新しい体制で挑む。
佐々木は「今年もSGTとニュル24時間にスバルの車両で挑戦できることに感謝しております。どちらのレースもドライバーとして勝つことを求められていると思うので、しっかりこのマシンたちを勝利に導けるよう頑張りたいです」とコメント。
念願のSUPER GTレギュラー参戦を1年ぶりに勝ち取った井口は「改めてスバルの一員になれて非常に嬉しく思っております。昨年の鈴鹿でもお話させていただきましたが、なぜ僕がスバルのチームの一員になって、この場に立っているのかを考えて一年間臨んでいきたいと思います。佐々木選手と力を合わせてチャンピオンをとりたいです」と、引き締まった表情で意気込みを語っていた。
4年ぶりに新コンビとして挑むスバル陣営。それでも、昨年は予選で何度も素晴らしいタイムアタックを披露し、ポールポジションを獲得した佐々木と、真夏の鈴鹿で初めて乗るマシンでも安定した走りをみせた井口と、期待できる要素はたくさんある。今シーズン、彼らがどんな走りを見せてくれるのか?今から開幕戦が楽しみだ。
『記事:吉田 知弘』
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