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【JAFGP】スーパーフォーミュラ決勝は国本雄資がポール・トゥ・ウィン!初優勝を飾る
- 2013/11/24
- SUPER FORMULA, 富士スプリントカップ
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JAFGP富士スプリントカップ2日目。この日はメインレースが3つもある忙しい一日。まずはスーパーフォーミュラの決勝レースが22周で行われた。
今年から新たに名称変更されスーパーフォーミュラに生まれ変わった国内トップフォーミュラ。今まで使用してきたスウィフト社製のSF13(旧FN09)のラストランレース。さらに今年WECでシリーズチャンピオンを勝ち取ったロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)や今季圧倒的な強さを見せたアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)、そしてインディカーで今年初優勝を飾った佐藤琢磨(TEAM無限)も参戦し注目を集める1戦となった。
昨日の予選でポールポジションを獲得したのは国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)、2位にデュバルというトヨタエンジン勢でのフロントロー。国本は好ダッシュを決めるがデュバルは珍しく出遅れ後退。代わりに列目スタートだった松田次生(Lenovo TEAM IMPUL)が間に割って入る。一方後方では伊沢拓也(DOCOMO DANDELION RACING)がスタートできずグリッドで立ち往生。中嶋大祐と小暮卓史のNAKAJIMA RACINGの2人が1コーナー手前で接触。これで大祐はタイヤがパンクしリタイア。小暮もマシンにダメージを受け緊急ピットインを余儀なくされる。2位に浮上した松田だったが2周目の1コーナーで止まりきれずオーバーランし再びデュバルが2位で。その間に国本は早い段階からプッシュし、後続を引き離しにかかる。
また後方では予選9位に沈んでしまった今季のシリーズチャンピオンである山本尚貴(TEAM無限)が躍進。スタートで3つポジションを上げると、翌周には平手晃平(P.MU/CERUMO・INGING)を抜き5位へ。その後も4位の中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)を追いかけ前半戦の注目を集めた。
序盤から着実にリードを広げていた国本だが、WECを制したデュバルも少しずつペースを取り戻しはじめ、トップに迫っていく。しかし、マシンに自信があったという国本は何度か迫られるシーンがあったものの、冷静に対処。見事22周全てでトップを守りきり、悲願の国内トップフォーミュラ初優勝を飾った。2位にはデュバル、3位には松田次生(Lenovo TEAM IMPUL)が入った。
「3年間、なかなか結果を残すことができなかったんですけど、スポンサーやチームオーナーが見守ってくれました。やっと結果で恩返しすることができたので、すごく良かったです。」と安堵の笑顔をみせた国本。まだ来シーズンのシート等については分かっていないが、彼の今後の活躍に期待したい。
『記事:吉田 知弘』
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