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【JAFGP】富士スプリントカップ開幕!朝一番のレース1予選では山本尚貴がSGT初PP!
- 2013/11/23
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今シーズンの国内最後のビッグレースとなるJAFGP富士スプリントカップ2013が開幕した。2010年から始まったSUPER GTとスーパーフォーミュラを同時開催する特別戦のラウンド。年々人気を集め、シーズンを締めくくるレースとして定着していたが、今年で開催は一旦最後となる。
今回も見どころ盛りだくさんの2日間となっているということもあってか、朝から多くのレースファンが富士スピードウェイに駆けつけている。これまで3日間開催でSGTの予選は金曜日に行われていたが、今回は土日に予選・決勝をすべて行う。そのため朝8時05分からSGTの公式予選が始まった。雪化粧した富士山が顔を出し、雲ひとつない青空となった富士スピードウェイ。しかし真冬間近とあって予選開始時には気温8℃、路面温度9℃というシリーズ戦ではあり得ない寒さでのコンディションで予選が行われた。
まずはGT300クラスのレース1予選ではGT-R GT3勢が速さをみせS Road NDDP GT-R(佐々木大樹)が1分37秒147のコースレコードをマーク。2位のGAINER DICXEL SLS(ビヨン・ビルドハイム)に0.3秒差をつけポールポジションを獲得。
続くGT500クラスのレース1では、ここ富士では相性が良くないホンダHSV勢が躍進。その中でも先日のスーパーフォーミュラ最終戦で逆転チャンピオンを決めるなど勢いに乗る山本尚貴が、またファンを沸かせる。前半こそタイムが伸び悩んだものの、2セット目のアタック時にはチームの指示で一番最後にコースイン。一番路面コンディションがよくなったタイミングを狙い1分30秒835を記録。今回も最後の最後で大逆転ポールポジションを決めた。
公式戦ではないもののSGTでは初ポールとなった山本。「富士の予選はいつも僅差なので、クルマもタイヤも調子良かったので、ミスしないようして、持ってる力を出すことを心がけました。このHSVで予選アタックするのは今回が最後なのでポールを取れて良かったです。18号車とは1年間しか戦っていないけど、このクルマをシーズンの最後に“一番速いクルマ”と証明できたのは嬉しいし、クルマに対してありがとうという気持ちでいっぱいです。午後も自分の力を出し尽くすレースをしたいです。」と満面の笑みでコメント。2010年から山本とともに戦ってきたHSV-010は、このレースが現役引退となるだけに、感謝の気持ちがこもった予選アタックとなった。
続けて行われたレース2の予選では、気温・路面温度ともに上昇。タイムが出やすい秋のコンディションと言う事もあり、両クラスでコースレコードが塗り替えられる予選アタックとなった。GT300クラスはS Road NDDP GT-R(星野一樹)がポールポジションを獲得し、3号車はWポール。GT500クラスはこちらも最後のアタックで大逆転をみせたENEOS SUSTINA SC430(大嶋和也)が1分30秒701を記録した。
今日はこの後、スーパーフォーミュラのフリー走行や公式予選、さらにSGTのレース1決勝が早速行われる。
『記事:吉田 知弘』
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