SUPER GTの第8戦もてぎ。GT300クラス公式予選はSUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太)が今季5度目のポールポジションを獲得した。
まずQ1では、ランキング首位のMUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中山友貴)が躍進。今まで彼らを苦しめてきたハンディウエイトがなくなり、再び速さを取り戻した16号車の中山が1分48秒636を記録。コースレコードでトップ通過を果たし、GAINER DICXEL SLS(ビヨン・ビルドハイム)が2位、61号車BRZが3位に続いた。
続くQ2でも同じ流れになるかと思われたが、今年は何度もポールを獲得し波に乗れている佐々木孝太が渾身のアタックを披露。1分48秒264を記録しライバルを圧倒する。これに16号車の武藤も肉薄。途中まではベストタイムで来るものの、最終セクターでタイムをロスし3番手タイムでチェッカー。スバルBRZが今季5度目のポールポジションを獲得した。
2位にはGAINER DICXEL SLS(平中克幸/ビヨン・ビルドハイム)、3位にはMUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中山友貴)とチャンピオン争いをする上位陣が顔を揃えた。しかし、ここ2戦連続で優勝を飾っているGSR初音ミクBMW(谷口信輝/片岡龍也)はQ2でタイムが伸びず7位。明日逆転チャンピオンを狙うためには自分たちが優勝し、16号車が3位以下になることが条件だが、厳しい予選順位となってしまった。
明日の決勝レース。GT500同様にGT300クラスも目が離せない。
『記事:吉田 知弘』
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