2013年のWEC(世界耐久選手権)の第6戦が静岡県の富士スピードウェイで18日(金)に開幕。フリー走行、予選日とドライコンディションになったが、決勝日を迎えた20日(日)は朝からあいにくの雨となった。
朝は比較的弱い雨だったため、予定通りグリッドへの試走とスタート進行が行われたが、スタート時刻が近づくに連れ雨脚が強くなり10時57分にセーフティーカー先導によりスタートが切られた。しかし、雨はさらに強まるばかりで、スロー走行ながらコースオフするマシンが続出。上位陣のLMP1クラスのマシンもコースに留まっているのが精一杯という雨量だ。
これによりスタートから20分が経過したところで赤旗が出され、トップの1号車アウディが8周を終了したところで決勝レースは中断されている。
WECの場合は、赤旗になっても残り時間の時計が止まることはなく、12時15分現在で残り時間は4時間40分少々となっている。この後、午後1時ごろに天候が回復する見込みで、それを見計らってレース再開ができるようにしたいとWEC広報もコメント。今年のWEC富士は序盤から大波乱の展開となっている。
『記事:吉田 知弘』
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