2日目を迎えた2013F1日本グランプリ。今日も秋晴れとなった鈴鹿サーキットではフリー走行3回目が行われ、マーク・ウェバー(レッドブル)が1分32秒053でトップタイムを記録した。
前日とは売って変わり気温24℃、路面温度37℃でセッションがスタート。午後の予選に向けて再度コースやマシンのチェックを各車が行った。セッション前半はロメイン・グロージャン(ロータス)が好タイムを出していたが、残り10分というところで、新品のミディアムタイヤを履いてコースインしたウェバーがタイムを伸ばした。2位にはルイス・ハミルトン、3位にはニコ・ロズベルグとメルセデスAMGが続いた。午後の予選も同じようにレッドブルとのポールポジション争いになりそうだ。
しかし、ここまで好調だったレッドブル陣営に暗雲が立ち込める。ここ鈴鹿でチャンピオンを決める可能性があるセバスチャン・ベッテル(レッドブル)だが、わずか8周のみの走行でセッションを終了。最後の10分間もミディアムタイヤでのコースイン、予選シミュレーションを行わなかった。その後、レッドブルのピットでは慌ただしく作業が進められており、ベッテルのマシンはエンジンとギアボックスを外し、メカニックスが数人取り囲んで険しい表情で作業をしており、ギアボックスに何らかのトラブルが発生したと思われる。
フリー走行3回目から公式予選まで、わずか2時間。ベッテルのマシンがちゃんと間に合うのか、少し心配なところだ。
『記事:吉田 知弘』
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