2013年のF1日本グランプリまで、あと4日と迫った7日(月)。韓国GPでのレースを終えたマシンが積まれたカーゴ便が、中部国際空港セントレアに到着。今年もF1マシンが日本に上陸し、レースウィーク開幕を告げる瞬間が訪れた。
この模様は、今年も鈴鹿サーキットの公式USTREAMチャンネルで生中継配信され、本来予定されていた15時30分から23時00分と多くのファンが帰宅したタイミングでの配信ということもあり、スタート当初から3000人を超えるファンが視聴。マシンと機材が積まれた日本貨物航空のカーゴ便が着陸すると、その数は4500人を突破。瞬間最大同時視聴者数は約5100人。延べ2万人以上のファンが、F1マシン上陸の瞬間を見守った。
USTREAMでのチャット画面では、多くのファンから「ようこそ、JAPAN!」「いらっしゃい〜!」「F1マシン到着—!!」「ついに来た!」など、興奮した様子。まず先にチームの機材が降ろされ、空港スタッフの手により手際よく運ばれていく。そして23時37分、待ちに待ったF1マシンが登場。今年の上陸第1号はケータハムチームだった。続いて、韓国GPで大活躍したザウバーチームのマシン2台も搬出。2チーム4台のマシンが報道陣の前に並べられた。実は、ここ2年間は日中に到着する便が取材対象となっていたが、今回は偶然にも時間変更された事により夜間に到着、マシン搬出ということで、昨年までにはない新鮮な光景が広がった。
いつもならF1マシンの搬出で終わるのだが、それに加え今年はセーフティカーとメディカルカーも積まれており、メインカーとスペアカーの計4台が登場。これにはUSTで視聴していたファンも驚いた様子。また今までの配信ではセーフティカーの登場シーンはなく、さらに興奮しているファンも多かった。
その後もチームの機材などが運びだされ、搬出作業はおよそ50分で終了。今回搭載されていたマシンと機材の総重量は70t。通関検査後、10〜30tトラック15台に積み込み、決戦の舞台となる鈴鹿サーキットに運搬される。
『記事:吉田 知弘』
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