シリーズも終盤戦に突入した2013年のSUPER GT。今週末は第7戦が九州の大分県にあるオートポリスで開催されるが、5日(土)に行われる予定だった公式予選は、悪天候のためセッションがキャンセルされることとなった。
発達する秋雨前線と接近している台風23号の影響により、朝から強い雨と霧に見舞われたオートポリス。午前9時00分から公式練習がスタートしたが、開始直後にウイダーモデューロHSV-010(山本尚貴)が4コーナーでコースオフしクラッシュ。幸いマシンに大きなダメージはなく、山本も無事だったが、18号車の改修と天候不良のため赤旗中断。その後も、深い霧に包まれてしまい公式練習のセッションも途中で打ち切りとなってしまった。
その後も天候回復の目処が絶たず、13時50分に公式予選のキャンセルが決定された。直後に各チーム監督が集まって緊急会議が行われた結果、予選は6日(日)の朝に代替セッションが設けられ、GT500・300クラスともに専有走行時間が25分ずつ設けられ、そこでのベストタイム順でグリッドが決められる。通常はノックアウト方式で、2人のドライバーが必ず走らなければいけないルールになっているが、今回は特例によりどちらか一方のドライバーのみで予選を戦っても良いことになった。
しかし、明日も九州地方は天候が良くない予報で、場合によってはさらなるスケジュール変更がある可能性もある。現地観戦の方は雨対策、寒さ対策を十分に行っていただいてレース観戦していただきたい。
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