今週と来週は日韓2連戦。今年は韓国GPがシリーズ第14戦として先に行われ、来週は待ちに待った第15戦日本GPとなる。今年も朝鮮半島の南西部の街ヨンアムにある韓国インターナショナルサーキットで、4日開幕。初日のフリー走行が行われた。
接近している台風23号(フィートウ)の影響で大荒れの天気になるという予報が出ているが、金曜日は比較的影響が少なく午前、午後ともにドライコンディションで行われ、各車がマシンの確認などを行った。そんな中、午前中のフリー走行1回目でヒヤリとするシーンが発生。チェッカー直前にキミ・ライコネン(ロータス)が、スピードが乗る最終コーナーでコントロールを失いクラッシュ。マシンが大きく壊れてしまった他、本人もレース前から背中に痛みを訴えており怪我などが心配されたが、幸い自力で脱出に大きな怪我もない様子だった。チームスタッフの努力もありマシンは短時間で修復され午後のフリー走行2回目も参加。8位で終えている。
金曜フリー走行で速さを見せたのは、今季絶好調のメルセデスAMG勢。その中でもルイス・ハミルトンは午前・午後ともにトップタイムを記録。この日のベストは2回目の1分38秒673だった。2位にはランキング首位のセバスチャン・ベッテル(レッドブル)、3位にはメルセデスAMGのもう1台ニコ・ロズベルグがつけた。またチャンピオン争いでベッテルに60ポイントの差をつけられ後がなくなっているフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)はトップから0.5秒差の7位タイムだった。
日本と時差がない韓国GPは、明日14時00分(日本時間)に公式予選がスタート。最新の天気予報では台風23号の直撃はまぬがれたものの、その影響は少なからず受ける見込みで、明日・明後日は雨予報となっている。
『記事:吉田 知弘』
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