今日の予選日のみ富士スピードウェイに来場しているももいろクローバーZの5人。お昼休みのピットウォークでは、彼女たちもファンも楽しみにしていたGTマシンの同乗体験走行に参加した。
専用で用意されたレーシングスーツに身を包み、5人それぞれのカラーで彩られたももクロ仕様のレーシングキャップを被りメインストレートに登場すると、グランドスタンドで朝から応援していたファンからは大歓声が上がった。
今回はNISMOチームの全面協力により、2006年のGT500クラスに参戦したフェアレディZが、ももクロ特別仕様にラッピング。そのマシンをドライブするのは“元祖日本一速い男”として知られる星野一義氏だ。また昨年のチャンピオンである柳田真孝も2008年仕様のGT-Rを駆って登場。よりレースの雰囲気を味わっていただくために、2台によるランデブー走行形式でイベントが行われた。
1人ずつ1周のみの同乗走行を体験した彼女たち。さすがにヘルメットを被って乗り込む直前は緊張した表情をみせていたが、実際に1周走って帰ってくると、その迫力に大興奮の様子。5人全員が満面の笑みをみせていた。
ドライバーの星野氏も、最初は安全を考慮し7割程度で走行していたが、好奇心旺盛なメンバーたちのリクエストにより、8割・9割と実際のレースペースに近い速さでの走行を披露。最後にリーダーの百田夏菜子さんが乗り込むと、2台のマシンは実際のレースさながらのようなバトルを展開。大サービスで2周目に突入し、そのメインストレートではスリップストリームで接触寸前まで近づき、1コーナーでオーバーテイク。観客席も大盛り上がりだった。星野氏も彼女たちの活躍は以前から知っており、走行後もにこやかな笑顔でレースの事について会話していたのが印象的だった。
実際に走行を終えた彼女たちの感想は「ジェットコースターとか苦手だったので、最初は不安でしたが、実際に走りだしてみると凄く楽しくて、まるでゲームの世界が再現されているような景色で感動しました。」「最初は緊張したけど、いざ乗ってみたら安心して、凄く楽しめました。できれば、まだ乗りたいです!」と、わずかな時間での体験だったが、メンバー全員がSUPER GTの世界を満喫していた。
『記事:吉田 知弘』
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