ももいろクローバーZが来場するとあって盛り上がっている富士スピードウェイでは、公式練習が2時間にわたって行われた。上空は分厚い雲で覆われており、雨の心配もされたが、セッション終了までドライコンディションで行われ、途中2回の赤旗があったものの順調にセッションは終了した。
ここ富士ではウェイトハンデの差が大きくなっていることもあり、GT500クラスでは前半からENEOS SUSTINA SC430(大嶋和也/国本雄資)やZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平)などレクサス勢が上位を占める展開。混走では一時トップ4をレクサスが独占した。このままの順位で終わるかと思われたが、最後の専有走行でREITO MOLA GT-R(本山哲/関口雄飛)が1分33秒422を叩き出した。各車も予選シミュレーションを兼ねてタイムアタックを行ったが結局誰もタイムを上回ることができず11時00分に。ももいろクローバーZの佐々木彩夏さんがチェッカーフラッグを担当しセッション終了。ホームコースで意気込むレクサス勢を抑えMOLA GT-Rがトップタイムを奪った。2位にはKeeper TOM’S SC430(伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ)、3位にはZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平)とウェイトの軽いチームが入った。
GT300クラスはGT3仕様の日産GT-Rが速さをみせIWASAKI OGT Racing GT-R(岩崎祐貴/イゴール・スシュコ)が1分40秒322でトップ。2位にS Road NDDP GT-R(星野一樹/佐々木大樹)、3位にマッハGoGoGo車検GT-R(玉中哲二/山下潤一郎)が入り、トップ3を独占。前回鈴鹿で優勝したSUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太)は7番手につけている。
この後、14時00分から注目の公式予選がスタート。最後のラウンドとなるGT500(Q2)の終了時には、再度ももクロがチェッカーを担当する。
『記事:吉田 知弘』
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