今週末は南米のブラジル・サンパウロにあるインテルラゴス・サーキットでWEC第4戦サンパウロ6時間耐久レースが行われる。
今シーズン、AFコルセからGTE-Proクラスにフル参戦している小林可夢偉もサンパウロ入りし、現地時間の30日(金)に行われたフリー走行に参加。2回目ではクラス最下位となる7位に終わってしまったが、セッション後に公開された動画コメントでは、前向きな表情をみせていた。
「6月のル・マン以降、イタリアで何度かテストする機会もありましたし、今回も新しいパーツを持ってきてテストを重ねている段階です。本当のパフォーマンスが明らかになるのは明日からだと思います。サンパウロは僕もよく知っているコースなので、あとはマシンの調子次第かなと思います。チャンピオンシップもかかっているので、ここでしっかりポイントを獲得して次につなげたいです。」とコメント。前回ル・マンではBOP(各車両の性能調整)が不利に働き、苦しいレース展開に笑顔がなかったが、今回の可夢偉の表情は前向きで良い手応えを掴んでいる様子だった。
秋になり、彼が目指す2014年のF1シート獲得のためにも結果が求められる可夢偉。そのF1で大活躍したサンパウロで、クラス初優勝を目指す。
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