2013年のF1世界選手権。長い夏休み期間を終え、今週末は久しぶりに、あの甲高いエキゾーストノートが帰ってくる。今回の舞台はシリーズ屈指の難関コース、ベルギーのスパ・フランコルシャン。天気が変わりやすいことでも有名なコースで、23日(金)に行われた午前中のフリー走行1回目ではウエットコンディションでスタート。しかし午後の2回目では天候が回復しドライコンディションでセッションが行われた。
ドライとなった午後の2回目では好調のレッドブル陣営が速さをみせ、セバスチャン・ベッテルが1分49秒331、マーク・ウェバーが0.059秒差の1分49秒390で2位につけ、3位のロメイン・グロージャン(ロータス)以下に、0.8秒以上の大差をつける走りを見せた。
まさに順調な金曜フリー走行だったが、終盤に思わぬ事態が発生。ミディアムタイヤで走行中だったベッテルお右リアタイヤがパンク。幸い大きなダメージもなくピットに戻ってきたが、そのままセッションは終了。同僚より12周少ない22周しか走れておらず、トップタイムではあるものの不完全燃焼の内容となってしまった。
注目の公式予選は、日本時間の24日(土)21時00分から行われる。
『記事:吉田 知弘』
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