気温30℃を超える真夏日となったポッカサッポロ1000km決勝日。それでも朝から多くのファンが来場。36,000人が真夏の祭典を楽しんだ。
今回は12時30分スタートと言う事で、朝9時40分からピットウォークがスタート。入場券が完売するほどの人気だったため、開始と同時にピットロードは多くのファンで埋め尽くされた。今回はドライバーだけではなく各チームの監督なども登場。1人1人に丁寧にサインをしていた。
また決勝はレースクイーンたちがピットウォール前に整列し、こちらも恒例の撮影会。すでに路面温度が40℃を超え始め、灼熱の中でのイベントとなったが、駆けつけてくれたファンに笑顔を見せていた。
ピットウォークが終了すると、先日発表されたばかりの2014年型GT500車両のデモ走行が行われた。16日のチェック走行同様に日産GT-RとホンダNSX-GTが走行。今回は2台並んで東コースを周回し、駆け付けたファンも来シーズンのマシンが走る姿を一足先に撮影していた。
その後はすぐにグリッドウォーク。こちらもお昼の時間帯で暑い中でのイベントとなったが、入場可能なパスを持っているファンは限られた時間を有効に使ってお目当てのチームのグリッドへ足を運び、マシンやドライバー、レースクイーンの撮影に余念がなかった。
レースは、GT500クラスはウイダーモデューロHSV-010(山本尚貴/フレデリック・マコヴィッキィ)、GT300クラスはSUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太/井口卓人)が優勝。
表彰式が終わると、この長い1000kmレースを本当の意味で締めくくる花火が盛大に打ち上げられ、最後までメインストレートに残っていたファンや関係者はレース中に起きたことを思い出しながら、余韻に浸っていた。
今回は16日(金)の2014年車両発表会から始まり、週末を通して盛りだくさんだったポッカサッポロ1000km。また予想以上の暑さに見舞われた週末で来場したファンも熱中症対策に追われながらのレース観戦となったが、花火を見終えて帰っていく表情には、どこか充実した2日間を過ごせたという満足感が見られた。
『記事:吉田 知弘』
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