2013年のSUPER GT第5戦インターナショナルポッカサッポロ1000kmの公式予選が17日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。
この日も真夏日のような日差しが降り注いでいるが、この週末を何ヶ月も前から楽しみにしていたファンが多数来場。予選開始時点ではグランドスタンドもほぼ満員になる盛況ぶりだった。
まず15台から上位8台に絞られるQ1では、ここ数戦で絶好調のウイダーモデューロHSV-010を駆るフレデリック・マコヴィッキィが1分52秒694を記録しトップ通過。2位にENEOS SUSTINA SC430(国本雄資)、3位にZENT CERUMO SC430(平手晃平)とレクサス勢が続く結果。一方、前回SUGOのポールシッターで午前中の公式練習でもトップタイムをマークしていたREITO MOLA GT-RはQ1で関口雄飛がドライブしたものの、タイムが思うように伸びず、9位ノックアウト。大波乱のQ1となった。
続くQ2では、山本尚貴が乗り込んだウイダーHSVが真っ先にコースイン。いきなり1分52秒359を叩き出しトップに躍り出た。このままポールポジションかと思われたが、MOTUL NISMO GT-Rのロニー・クインタレッリが0.2秒上回る1分52秒440でトップ更新。山本は続けてタイムアタックに挑んだが、他車に引っかかり更新はならず。このままチェッカーフラッグが振られ、NISMOのポールポジションが決定した。
2位には山本/マコヴィッキィ組のウイダーHSV。3位にはPETRONAS TOM’S SC430(中嶋一貴/ジェームス・ロシター)が食い込み、3メーカーがトップ3を分け合った。
『記事:吉田 知弘』
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