栃木県のツインリンクもてぎ内にあるHonda Collection Hall で現在「16戦15勝の追憶〜F1にもたらされたエレクトロニクスの波〜」と題して、ホンダF1活動第2期で輝かしい成績を残したマクラーレン・ホンダのF1マシンが9月2日まで展示されている。
元々、この企画展示は5月11日からスタートしており、アイルトン・セナとアラン・プロストのコンビで16戦15勝という伝説的な結果を残したマクラーレン・ホンダMP4/4や、V12の独特なエンジンサウンドで多くのファンを魅了したMP4/6、MP4/7など1988〜1992年の間に参戦した5台のマクラーレン・ホンダが展示されている。それだけでなく、当時のホンダエンジンや1988年、1991年のF1日本GPで優勝した時のトロフィーなども展示されており、当時を知るファンにとっては絶対に見逃せないものとなっている。
偶然にも展示開始の5日後にホンダがマクラーレンと組んで2015年からF1に復帰することが発表されてから注目を集めはじめ、特に夏休みに入ってからは来場者も増え始めている。先日行われたMOTEGI2&4RACE期間中でも、レースセッションの合間を中心に多くのファンが足を運び、なかには当時を思い出すようにマシンを見つめているファンもいれば、ここ数年でF1に興味を持ち1990年代のマシンを初めて見るという方も多く、今とは異なるマシン形状に目を丸くするファンも少なくなかった。
この他にも、現在コレクションホールでは第2期で活躍したロータス・ホンダ99Tや、第3期でチームとして参戦したホンダRA107、RA108なども展示されており、首都圏から行くには少し距離があるように感じるツインリンクもてぎだが、ファンにとっては観に行く価値がある展示内容となっていることは間違いない。
この展示は9月2日(月)まで行われている。ツインリンクもてぎの入場料(大人1,000円)がかかるが、コレクションホールの入館は無料。機会があれば、この夏休み中に是非足を運んでいただきたい。
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