【F1】2013第9戦ドイツGP:ハミルトン2戦連続PP!ロズベルグがまさかのQ2落ち

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2013年のF1第9戦ドイツGPの公式予選が6日、ドイツのニュルブルクリンクで行われた。初日からドライコンディションでセッションが行われている今週末。予選も気温24℃、路面温度42℃でポールポジションをかけたタイムアタック合戦がスタートした。

今回は現王者セバスチャン・ベッテル(レッドブル)や好調のニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)ら4人のドライバーが母国GPを迎えており、彼らの予選での走りに注目が集まったが、予選Q2でまさかの展開が待ち受けていた。

前回イギリスGPで今季2勝目を挙げたロズベルグ。早い段階で1分30秒326を記録。Q3進出も可能なタイムかと思われていたが、終盤に2回目のタイムアタックを行ったドライバーたちが次々と29秒台にタイムを更新。予選では最速を誇っていたが、今シーズン初めてQ2落ちを余儀なくされた。その他にも地元ドイツのエイドリアン・スーティル(ドイツ)は15位でノックアウト。ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)はQ3に進出を果たした。

最終のQ3ではベッテルとルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)による激しいタイムアタック合戦が繰り広げられたが、ハミルトンが競り勝ち1分29秒398で2戦連続のポールポジションを獲得。2位にベッテル、3位にマーク・ウェバーとレッドブル勢が続いた。

注目の決勝レースは日本時間の7日21時00分からスタート予定。今回もレッドブルとメルセデスAMGの2強争いになりそうだが、ロズベルグが11番手に沈んでしまい、彼が母国GPでどのような追い上げを見せるのか?非常に楽しみだ。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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