今週末のF1は第8戦イギリスGP。舞台は第1回大会が開催された聖地シルバーストンだ。シーズンも中盤戦に突入し、チャンピオン争いもすこしずつ気になりだしてくる1戦。今回もコース紹介はタイムスケジュールなど、観戦時に知っておきたい情報をご紹介する。
【コース紹介】
2013第8戦イギリスGP
シルバーストン
全長:5.891km
決勝周回数:52周(306.198km)
ラップレコード:1分34秒661(2012年/キミ・ライコネン)
1950年の第1回F1世界選手権の開催地である聖地シルバーストン。もともと第2次世界大戦中に使われていた軍用飛行場の跡地としてサーキットが建設され、コース脇には今でも滑走路跡が残っている。2011年に新しいピットビルの運用が始まり、スタートラインもウッドコートとコプスの間からクラブ・アビー間のストレートに移動している。この他にも大幅なコース改修を行い、以前のような高速タイプのコースから複合コーナーが多く難易度が高いサーキットになっている。
またイギリスは天気が気まぐれであることも有名。過去にも予選や決勝中に何度も天気が変わり、その都度タイヤ交換を強いられるチームが続出するなど、天気が原因で荒れるレースになることも多い。今週末も雨予報が出ており、波乱のレースウィークになりそうだ。
DRS(可変式リアウイング)ゾーンは今回も2箇所。1つ目はコース前半のターン3手前で判定し、稼働ゾーンはターン5と6の間にあるウェリントンストレート。2つ目は後半のターン11手前(マゴッツ付近)で判定、稼働ゾーンはターン14〜15の間にあるハンガーストレート。現在のシルバーストンを代表するロングストレート2つでDRSを使用できるため、今回は迫力あるオーバーテイク(追い抜き)シーンが何度も観られるだろう。
【レーススケジュール】
※表記は日本時間
6月28 日(金)
フリー走行1回目/18:00〜19:30
フリー走行2回目/22:00〜23:30
6月29日(土)
フリー走行3回目/18:00〜19:00
公式予選 /21:00〜22:00
6月30日(日)
決勝 /21:00〜(52Laps)
【天気予報】F1公式サイト(6月27日現在)より
6月28日(金)フリー走行/雨
6月29日(土)公式予選 /曇りのち晴れ
6月30日(日)決勝 /曇りのち晴れ
【フジテレビNEXT(CS)生中継日程】
※再放送もありますが各セッションの生中継スケジュールのみ記載しています。
6月28日(金)
フリー走行1回目/17:55〜19:40
フリー走行2回目/21:55〜23:40
6月29日(土)
フリー走行3回目/17:55〜19:10
公式予選 /20:50〜23:00
6月30日(日)
決勝直前生中継 /20:30〜20:50
決勝 /20:50〜23:50
【BSフジ(録画)放送日程】
6月29日(土)
公式予選/24:00〜25:00
6月10日(月)
決勝 /23:30〜25:10
【ピレリが持ち込むタイヤ】
ミディアム(白)
ハード(オレンジ)
インターミディエイト(緑)
ウエット(青)
高速コーナーが多くタイヤへの負担が大きいシルバーストン。ピレリが用意したのはハードとミディアムの2種類。しかし、今年の傾向を見ると長持ちしないのは確実で、決勝では3〜4ストップが主流になり、おそらくピット戦略が上位陣の間でも異なってくるだろう。ここまでの流れを見ると、3ストップに抑えるよりも、4ストップにして積極的に攻めていく戦略で勝利しているドライバーが多い。今週末は果たしてどんなレースになるのか?注目が集まる。
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