19日に開幕した2013年のル・マン24時間レース。WECに今季フル参戦している小林可夢偉は、今回も71号車のAFコルセ(フェラーリ)でLMGTE-PROクラスから参戦している。
フリー走行ではある程度のロングランも行いクラス2番手のタイムを叩き出し好調なスタートを切った可夢偉。現地時間の22時00分から始まった予選1回目ではセッション終盤にタイムアタックを行う予定だったが、途中コース上でクラッシュが発生。コースの修復に時間がかかるため、残り1時間を切ったところで赤旗終了。不運にも走ることが出来ずに終わってしまった。
予選1回目を終えた可夢偉は、公式サイトで配信している動画メッセージで「出だしは良かったけど、ナイトセッションでの走行を経験できなかったのが残念。アストンマーティンもポルシェも速さそうだけど、彼らもまだ本領を発揮していないと思うし、我々がどの位置にいるか、まだ掴みきれていない。しっかり自分の力を出しきって今週頑張りたい」と初のル・マンでの公式セッションを振り返った。最後に「24時間、長いとは思いますが71番のフェラーリの応援をよろしくお願いします。」と笑顔で語った。
注目の予選2日目は2時間のセッションを2回行い、日本時間の21日午前7時00分に決勝グリッドが決定する予定だ。71号車のAFコルセは1日目を終えてクラス6番手。1位の99号車アストンマーティンとは1秒以内のため、逆転は十分に可能だ。可夢偉のタイムアタックに注目が集まりそうだ。
『記事:吉田 知弘』
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