2013年のF1世界選手権は、一旦ヨーロッパを離れ北米へ。第7戦カナダGPが現地時間の7日(金)に開幕し、金曜フリー走行がモントリオールのジル・ビルヌーブサーキットで行われた。
この日のモントリオールは、気温20℃を下回る肌寒い一日となり、前日から降り続いた雨が朝になっても残っており、午前中のフリー走行1回目はウエットコンディションでのスタート。しかし、天気は徐々に回復していき、セッション終盤にはドライタイヤを履いてコースインするドライバーも多く見られた。結局、午前中のセッションでトップタイムを叩きだしたのはポール・ディ・レスタ(フォースインディア)だった。
午後のフリー走行2回目は序盤からドライコンディションになり、一気にペースアップ。今回ソフト側として持ち込まれているスーパーソフト(赤)タイヤでの走行も行われ、午前中より5秒速い1分14秒台に突入。このセッションで一番の速さを見せたのがフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)。レース距離の約半分に当たる48周を走り込み、1分14秒818がベストタイムだった。2位には好調メルセデスAMGのルイス・ハミルトン。アロンソに0.012秒届かなかったが、明日の予選でも上位に来ることは確実だろう。3位にはロメイン・グロージャン(ロータス)が入り、現在ランキング首位のセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は7位に終わった。
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