今回も国内トップの2輪・4輪レースが同日開催される「オートポリス スーパー2&4レース」が1日、大分県のオートポリスで開幕。早速、全日本ロードレース選手権の最高峰JSB1000クラス公式予選が行われ、柳川明(TEAM GREEN)が2分01秒009で今季初のポールポジションを獲得した。
午前中から雨が降り続きウエットコンディションの中で始まった公式予選。柳川は順当にQ2に進出すると、雨が強くなり始めたコースを果敢に攻め、2位以下に0.9秒の大差をつけ、ポールポジションを奪った。
予選を終えた柳川は「オートポリスはドライでも難しいのですが、雨が降るとさらに難しくなるので大変な予選でした。でも1番(ポールポジション)になれて良かったです。今回はドライでもウエットでも高いレベルで走れるように仕上がってきているので、明日のコンディションがどうなるのかはまだ分かりませんが、現地に来ていただいたファンの皆さんに良いレースをお見せしたいです。」とコメント。鹿児島県出身で、ここオートポリスは地元でありホームコースでもある。長年、走り込んだ経験が激しい雨の中でもしっかりと好タイムを叩き出した結果につながったのだろう。
なお2位には加賀山就臣(TEAM KAGAYAMA)、3位には2012年チャンピオンの中須賀克行(ヤマハYSPレーシングチーム)が入った。今季絶好調のホンダ勢は大雨のオートポリスに苦戦。最高は高橋巧(MuSASHi RT ハルク・プロ)の4位が最高。現在ポイントリーダーで開幕2連勝中の秋吉耕佑(F.C.C. TSR Honda)は7位に終わった。
『記事:吉田 知弘』
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