IZODインディカー・シリーズの第6戦デトロイト(Race1)の予選が現地時間の31日、アメリカ・デトロイトの市街地コース「ベル・アイル・レースウェイ」で行われ、ダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ・レーシング)が今年2度目のポールポジションを獲得した。
今週末のデトロイト戦は、土・日での2レース開催。そのため予選は31日(金)に行わるという変則的なスケジュールとなっている。
予選開始前に大粒の雨が降り路面は一気にウエットコンディションに。しかし、3ラウンドの予選を進めていくうちに路面が乾いていき、最終のファスト6(Q3)ではドライコンディションでタイムアタック合戦が繰り広げられた。前回のインディ500では終盤にクラッシュを喫してしまい、良いところがなかったフランキッティだが、各ラウンドでミスのない走りを披露、路面が乾いたファスト6では1分19秒3311を叩きだし、ポールポジションを獲得してみせた。
日本期待の佐藤琢磨(AJフォイト・レーシング)は順当にセグメント2(Q2)に進出したものの、タイムアタック中にコース上でアクシデントが発生し赤旗中断という不運。結局、満足なタイムを出すことができないまま1分22秒7164で8位。ファスト6入りを逃す悔しい結果となってしまった。しかし、初優勝した第3戦ロングビーチ以来となる予選トップ10入りを決めただけに、決勝レースでの挽回に期待したい。
今年からレギュレーションが変わり、2レース両方にシリーズポイントがフルで与えられるため、この2日間の結果は後々のチャンピオン争いに大きく影響してくる事は間違いなさそう。注目の第6戦デトロイト(Race1)決勝は日本時間の1日深夜にスタートする。
『記事:吉田 知弘』
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