晴天に恵まれたSUPER GT第2戦富士。午前9時00分から2時間の公式練習が行われた。
いつもなら湿度の関係上、公式練習が始まる頃には雲で隠れてしまう富士山だが、セッション中も綺麗な姿を維持。SUPER GTマシンの迫力ある走行を見守った。
久しぶりにドライコンディションで行われた第2戦富士の公式練習。通常より長い500kmの決勝レースに向けたタイヤの性能チェックやマシンセッティングの確認などを時間いっぱい行った。
その中、GT500クラスでは速さをみせたのがレクサス勢。セッション序盤からPETRONAS TOM’S SC430(中嶋一貴/ジェームス・ロシター)がトップタイムをマーク、2番手にKeeper TOM’S SC430(伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ)が続いたが、残り10分間設けられた専有走行時間でZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平)が1分31秒760をマークしトップタイムを更新。気がつくとレクサス勢がトップ5を独占して公式練習を終えた。しかし各陣営の差は僅差でトップ9台が1秒以内にひしめいている。午後の公式予選では0.001秒単位でのハイレベルなタイムアタック合戦になるだろう。
GT300クラスはSUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太)が1分38秒860で最速。2番手にMUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中山友貴)が続いた。こちらもクラス全体の約3分の2にあたるトップ15台が1秒以内の僅差。こちらの公式予選でのバトルから目が離せない。
注目の公式予選は14時00分から開催される。
『記事:吉田 知弘』
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